勘違いに気をつけて!週休二日制と完全週休二日制の違いとは?

週休二日制でも必ず毎週二日休める訳ではない

工場の仕事は基本的に週5日勤務の所が多く、週末や祝日は大抵、休めると言われます。一方で土日を含めて終日操業している工場があるのも事実で、そうした職場ではシフト制の下、従業員達も朝勤や夜勤で働いている訳です。休日は職場選びの重要なポイントです。勤め始めてから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、応募時に勤務時間や休日をしっかり確認しておきましょう。

特に勘違いしやすいのが、求人広告にある「週休二日制」と「完全週休二日制」の表記です。前者は年間を通して、月に1回以上、週休二日となる制度になります。例えば毎週日曜日が休みで、隔週で土曜日も休みになるといったケースです。一方の完全週休二日制は文字通り、毎週二日お休みが取れる制度になります。

求人広告は細かな点まで見落とさないこと

つまり「完全」の文字があるかないかで、休日数が違ってくる訳です。ただ完全週休二日制だからと言って、必ず土日が休みになるとは限りません。職場によっては、土曜日以外の曜日と日曜を休みにしている所もある訳です。また完全二日制としながら、祝日のある週には、土日のどちらかは休日にならない職場もあります。求人広告を読む時は、こうした点も見落とさないようにして下さい。特に紙媒体の広告は掲載情報が限られているので、勘違いしやすいかもしれません。例えば給与額なども重要なチェック事項ですが、月給の中に固定残業代も含まれているのを見落としてしまう人もいます。少しでも不明な点があれば、採用担当者に確認することが大切です。